2017年7月18日火曜日

群発頭痛

群発頭痛

【症状】
・一次性頭痛の中では最も痛みの強い頭痛です。
・頭痛は決まった片側に現われます。
・頭痛発作は数日に1回~1日に数回の出現します。
・1日あたりの頭痛発作時間は30分から数時間です。
・頭痛発作を反復する期間は1ヶ月弱から数ヶ月続きます。これを群発期といいます。
・群発期は数年に1回~1年に数回現れます。
・発作中は流涙、鼻水、鼻づまり、縮瞳、流汗、眼瞼下垂などが起こります。
・群発期に飲酒すると頭痛を誘発し、非群発期には誘発しません。

【原因】
・血管が拡張して周囲の神経を圧迫し起こるとされています。

【治療法】
・鎮痛薬が主となります。カルシウム拮抗薬、エルゴタミン製剤、セロトニン受容体作動薬が効果があります。


イミグラン(Imigran)50mgは群発頭痛に効果がある、セロトニン受容体作動薬の鎮痛薬です。群発頭痛の治療薬であるとともに、片頭痛の特効薬でもあります。
なお、イミグラン(Imigran)20mg 点鼻薬もあります。吐き気などで薬が飲めないときに使います。

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