2017年8月2日水曜日

痛み止め成分の比較


鎮痛薬にはいろいろな成分が入っていますが、その鎮痛効果の評価のランキングを作ってみました。

レベル5(鎮痛効果最強・オピオイド:麻薬系)
フェンタニル:モルヒネの100–200倍の効果。
オキシコドン:モルヒネの1.5倍の効果
モルヒネ:アヘンから抽出。依存性強い。
コデイン:弱オピオイド。モルヒネから作られる。
トラマドール:弱オピオイド。作用が穏やか。【トラマドール50mg(Apo-Tramadol)・トラムセット】現状入手出来る鎮痛剤の内最強。依存性は低い。

レベル4(鎮痛効果強い)
ジクロフェナク:効果は早いが効果がなくなるのも早い。胃に負担大きい。【ボルタレン(Voltaren)25mg】飲み薬は日本では市販していない。
ザルトプロフェン:副作用少ない。【ソレトン、ペオン
インドメタシン: 胃に負担大きい。【インドメタシン25mg 】飲み薬は市販していない。
セレコキシブ :胃にやさしい。高価。持続性。副作用少ない。【セレコックス

レベル3(かなり強い)
ロルノキシカム:持続性。副作用多い。【ロルカム
ロキソプロフェン:副作用少ない。【ロキソニン
メロキシカム:副作用少ない。【ピロキシカム・アンピロキシカム
メフェナム酸:鎮痛効果強い。【メフェナム酸カプセル

レベル2(それなりに強い)
イブプロフェン:安全、小児に使える。【イブバファリンAノーシンなど
アセトアミノフェン:安全性が高い。副作用少ない。【カコナール

レベル1(あまり強くない)
アセチルサリチル酸:血栓予防として使える。(こっちの使い方が多い)【バイエルアスピリンエキセドリンなど


よくわからないもの(よくわからない)
カフェイン:コーヒーやお茶に含まれます。片頭痛の痛みに効果があるとされています。
エテンザミド:胃腸にやさしい。【エテンザミド
この辺りは、他の鎮痛効果を増強するらしいです。

ステロイド(痛みが劇的に治まる:リウマチの痛みが治まる)
コルチゾール:短期作用型ステロイド。【コートリル・ソルコーテフ・サクシゾン】
プレドニゾロン:中間作動型ステロイド。【プレドニン・メドロール】
トリアムシノロン:中間作動型ステロイド。【レダコート・ケナコルトA】
デキサメタゾン:長期作動型ステロイド。【オルガドロン・デカドロン】
ベタメサゾン:長期作動型ステロイド。【リンデロン】

ピリン系(鎮痛効果は強いが劇薬・副作用多い)
SG配合顆粒
クリアミン配合錠
スルピリン水和物
ミグレニン


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